人生観

人生観は一般には世界観と区別されずに用いられますが、厳格に言えば、人間をめぐる世界の捉え方だけではなく、そうした世界内の人間の目的、意義、価値などについでの理解の仕方をいうものとみるべきです。つまり近世の自我の自覚とともに、人生観もまた自覚化された。人間は、牛活しているかぎり世界観を持つと同様に、人生観をも持っているはずですが、ここにも反省と無反省、意識的と無意識的との別はあります。反省された哲学としての人生観は、時代や生業や環境や培遇によって影響されることは世界観と異なりませんが、哲学的な抽象を加えたものとしては、オプチミズムとペシミズム、功利主義とストア主義などの対立した人生評価があり、人道主義、虚無主義、壊疑主義、利己主義、功利主義などの形態も現われています。しかし現実としては、これらの諸形態は種々に混ざり合って現われ、例えば現代のアメリ力人の人生観としてのプラグマチズムには、人道主義、利己主義、功利主義などの要素がそれぞれに指摘できます。

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